キャンプ準備! スムーズな出発のためのガイド

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ここでは、初めてキャンプに行く方や数回しかキャンプに行ったことがなく、スムーズに用意ができない初心者の方向けに、キャンプ準備をご紹介しています。キャンプを最大限に楽しむためには、出発前の準備が鍵となります。ここでは、キャンプに出かける前に行うべき準備の手順を詳しく解説します。

手順1:目的に合ったキャンプ場を決める!

【目的】

1.何のためにキャンプをするのか?

自然散策、リラクゼーション、釣り、ハイキングなど、キャンプの目的に合わせた場所を選びます。

2.何人でいくのか?

1人(ソロ)で行くか、2人(デュオ)でいくのか、家族(ファミリー)で行くか、友人と大勢(グループ)で行くのか?

3.キャンプスタイル選び!初心者さんはオートキャンプ場がおすすめ!

オートキャンプ場は、車で直接キャンプサイトにアクセスし、車のすぐそばでキャンプを楽しむことができる施設のことを指します。このタイプのキャンプ場では、車を利用してキャンプ用品運び込み使用することができます。特に管理棟があり、設備、管理がしっかりしているキャンプ場が初心者さんにおすすめです。

  • アクセスの容易さ: サイトに車で直接乗り入れることができるため、重い荷物や多くの装備を持っていても、容易に運び込むことができます。
  • 設備の充実: 多くのオートキャンプ場には、水道、シャワー、トイレ、洗い場などの基本的な設備が整っています。さらに、電源が利用できるサイトもあるため、電気を使用したいキャンパーには便利です。
  • 広々としたスペース: サイトごとに割り当てられたスペースは比較的広く、プライバシーが保たれやすいのも魅力の一つです。
  • 多様なアクティビティ: キャンプ場内でハイキング、釣り、サイクリング、バーベキューなど、さまざまなアウトドアアクティビティを楽しむことができます。
  • ファミリーや初心者に優しい: オートキャンプ場は設備が整っており、車があれば簡単にアクセスできるため、初心者さんにとっても安心して楽しめる環境が提供されます。

手順2: キャンプ場の予約と調査

ホテルや旅館などの予約の際、料金・食事を比較することが多く、トイレの位置や、水道の場所まで予約の際に気にしたことがないかと思います。しかしキャンプでは、水場の位置、設備の充実さ、景色、等を細かく下調べが必要になります。ここでは私がいつも気にしているキャンプ場予約前チェック項目をご紹介いたします。

【キャンプ場選び予約前チェック】

①景色…どのキャンプ場がきれいに景色が見れるか?YouTube動画やインスタなどでチェックします。まず一番先にこれが重要で、常にキャンプ場探しをしています。

②トイレの清潔度…キャンプは自然の中で過ごす為、きれいなトイレを好むのは邪道!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はゆるいキャンパーなので、ここはすごく重要!

③区画サイトかフリーサイトか…ここは正直どっちでもいいのですが、区画のサイトだと、サイトの大きさは重要になります。ソロやデュオの場合はテントも小さいので、さほど気にせずに設置できますが、ファミリーだと大きめのテントになるので、テント+車+ガイドロープがあり10m×10m位ができたら欲しいサイズになるかと思います。

④設備について…・管理棟あり!・売店あり!・トイレの数や場所!水道はお湯がでるか?(冬はお湯が出るとキッチン類の油汚れも落としやすい)・キャンプ場にお風呂はあるのか?(隣接して温泉があるキャンプ場もあり、またはシャワーだけ、大浴場あり等、何もない等様々です)私は今でも、管理棟、売店(忘れ物した時の救世主)は必須ですが、あとはあればいいかな♪と思っているくらいです。トイレがキレイであれば♪

⑤結構重要なポイント!…区画でもフリーでもトイレ、水場の位置で充実度が変わります!
小さなお子さんがいる家庭のキャンプはトイレや水場が近い方が、何かと便利ですが、トイレや水場はみんなで、共有しているので、人通りがかなりあります。私は、ソロキャンプで行くことが多いのですが、トイレも近い方がいいと思っているわがままキャンパーなので、フリーサイトでは、トイレや水場から、大体30m!選べる区画サイトでは、2.3サイト離して予約を取っています。

手順3:キャンプ場を予約する

  • キャンプの期間を決定する
  • 人気のキャンプ場は早めに予約が必要です。オンラインまたは電話で予約を行いましょう。
  • キャンプの期間に応じて必要な食料、衣類、その他のアイテムを準備します。

キャンプ場の規則を確認する!チェックイン、チェックアウト、ゴミの処理、焚火について(直火OK?等)灯や音についても具体的に規則を確認しておくといいでしょう!

手順4: 持ち物リストの作成

キャンプスタイルにもよりますが、基本的な持ち物リストは作成しておくと、大変便利です。

基本的なキャンプ道具持ち物リスト

テント関連

  • テント: キャンプの基本。選ぶ際は、使用する環境と季節を考慮してください。
  • タープ: 雨や日差しから守ってくれる必需品。風通しの良い場所での使用が推奨されます。
  • ペグ&ハンマー: テントやタープを固定するために必要。予備のペグもあると安心です。
  • グランドシート: テントの下に敷くことで、底からの湿気や冷気を防ぎます。

寝具関連

  • 寝袋: 夜間の気温に合わせて選びましょう。夏用、三シーズン用、冬用があります。
  • エアマット/寝具: 地面からの冷えを防ぎ、快適な睡眠をサポートします。

インテリア

・椅子:ほぼここに座っていることが多いので、座り心地のいい椅子で好ましいです。
・テーブル:椅子の高さに合うテーブルがいいです。

調理関連

  • クッカーセット: 食事の準備に必要な鍋やフライパンのセット。
  • ポータブルストーブ: ガスや固形燃料を使用するタイプがあります。使用環境を考慮して選びましょう。
  • 食器&カトラリー: 再利用可能なものを選ぶと、環境にも優しいです。
  • 洗剤&スポンジ: 食器洗いに必要。環境に優しい洗剤を選びましょう。

照明関連

  • ランタン: 夜間の活動には欠かせません。LEDタイプがおすすめです。
  • 手持ライト: 手を自由に使えるので、夜間の移動や調理時に便利です。

電源関連

・電源ケーブル:スマホ等の電源ケーブルやコンセント

・バッテリー:ポータブル電源、モバイルバッテリー

その他の必需品

応急処置セット

  • 応急処置キット: 切り傷や擦り傷など、小さな怪我の処置に必要です。

パーソナルアイテム

  • 着替え: 天候や活動量に応じて適切な服装を準備しましょう。
  • 防虫スプレー: 虫刺されを防ぐために必要です。蚊取り線香。
  • 日焼け止め: 屋外での活動中には、日焼け対策が重要です。冬でも日焼けします。
  • 冬場:ひざ掛け

忘れがちなアイテムをチェック

  • 応急処置キット、懐中電灯、追加のバッテリーやガス缶など、忘れがちなアイテムもリストに加えます。

食料と飲料の準備

  • 食事計画の立案:キャンプ期間中に必要な食事の数を計算し、簡単に調理できるメニューを考えます。
  • キャンプ場に飲料水の供給がない場合は、十分な量の飲料水を持参する必要があります。

手順5: 装備の点検とパッキング

キャンプギアチェックはとても重要です。実際キャンプ場に到着後、キャンプギアの不具合がわかることがあります。私も過去に、寒い日はCB缶が全然使い物にならない。ヒュアハンドのランタンの芯がなくて、使えなかった等、ちょいちょい点検を怠り、失敗した経験があります。必ず、点検してください。

装備の点検

  • テントや寝袋などのキャンプ用品が全て正常に機能するか事前に確認します。

効率的なパッキング

  • パッキングは出発の数日前に始め、重いものから車に積み、使用頻度の低いものを下にします。

私はソロキャンプがおおいので、荷物もそれほど多くない為、使用する順番が先の物を最後に詰め込みます。例えば、一番先にグランドシートを敷き、そこにテント出して設置する為、グランドシートは一番最後に積み、テントは最後から2番目に積みます。設置の逆再生の様に頭の中でイメージし、積み込み最終荷物チェックとしています。

手順6: 安全対策と緊急連絡先の準備

安全対策の確認

  • キャンプ中に遭遇する可能性のあるリスクに備え、適切な安全対策を準備します。

緊急連絡先のメモ

  • キャンプ場の管理事務所、最寄りの病院、家族や友人への連絡先を携帯電話に保存し、紙に書いておきます。

手順7: 最終チェックと出発

出発前の最終チェック

  • 持ち物リストを再度確認

何も忘れていないか最終チェックを行います。

早めの出発

  • 渋滞や予期せぬトラブルを避けるため、計画よりも少し早めに出発することをお勧めします。

これらの手順に従って準備を進めることで、スムーズで快適なキャンプ体験が可能になります。準備はキャンプの楽しみの一部です。このプロセスを楽しみながら、自然の中での素晴らしい時間を最大限に満喫しましょう。

キャンプは、自然との一体感を楽しむ絶好の機会です。しかし、快適なキャンプ体験をするためには、適切な準備が不可欠です。

まとめ

自分のキャンプスタイルに合ったアイテムをしっかりと準備し、自然の中での時間を存分に楽しみましょう。忘れ物がないように、出発前には必ず持ち物リストでチェックを行うことをお忘れなく。

この記事が、キャンプ初心者さんの、少しでも参考になれたら、うれしいです。

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